Komachi(♂)は薬剤師という資格を持っているので、サプリメントの使用方法って前々から多くの皆さんに伝えたかった事なんです。
サプリメントって「効果は緩やか」とか「食品でしょ?」なんて感じで、安易に使用している人がほとんどだと思うんですが、そうとも言い切れない所ってあるんですよね。
例えば、
アメリカで起きたトリプトファン事件って知ってます?
1988年末から1989年6月にかけて、昭和電工が製造した必須アミノ酸である「L-トリプトファン」を含む健康食品を摂取した人の血中に好酸球が異常に増加して筋肉痛や発疹を伴う症例、好酸球増加筋肉痛症候群 (eosinophilia–myalgia syndrome – EMS)が大規模に発生した事件である。FDAのサイトによると、被害は1,500件以上、死者38名と記録されている。
トリプトファンってただのアミノ酸(必須アミノ酸)なんですが、こんな大事になってしまったんですね。
本当に異物を体の中に入れるのって、気を付けなければいけませんね。
そこで薬剤師の思考ですが、薬剤師って口の中に入れるものを、成分で捉えてるんです。
例えば、白米って毎日普通に食べている訳ですが、
「炭水化物を食べているんだー」
「唾液で消化されてアミロースとアミロペクチンになって、小腸で・・・」
てな具合です。
なので少し保守的な考え方かもしれませんが、体内に入れる異物に関してはプロなわけでして、サプリメントの市場を考えると「なんでも大丈夫だよー」なんていう言葉を聞くと怖くて仕方がありません。
あと、脅すわけではありませんが、
「醤油を一気飲みしたら死ぬ」とか
「砂糖1kg食べたら死ぬ」とか
昔から良く言われてますよね。これって間違ってはいないんです。どんな物にも限度ってものがありますので、それを超えたら健康被害があることは知っておいた方がいいと思います。ちなみに水の飲みすぎも良くないんですよ。
ということで、これから「いい女計画」ではサプリメントを服用する乙女の皆さんにしっかりとした情報をお伝えしていきますので、是非これからも読んでいただければと思います。
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