数ある健康サプリ、美容サプリの中で薬剤師である筆者が最も信頼しているサプリメント。
コエンザイムQ10を紹介したいな、と思います。
恐らく読者の皆さんには、コエンザイムQ10といえば”美容サプリ”というイメージが強いかと思いますが、私の中では”健康サプリ”としてお薦めしたいサプリメントです。
「古いなー」と感じた方、「美容じゃないの?」と思った方、たくさんいらっしゃると思いますが、だからこそ声を大にして言いたい!
「コエンザイムQ10こそ人が元気に生きていくために必要なサプリメントです!」
と・・・。
コエンザイムQ10とは
実は、このコエンザイムQ10、日本国内で「ユビキノン」という医薬品としても流通しています。ただし、それは同じ原料を使用しているというだけで、医薬品は精製や許可などの厳しい審査過程を通過して販売されていますので、全く同じとは考えないでくださいね。
さてさて本題のコエンザイムQ10についてなのですが、色んなところで紹介されていますので、ここでは簡単に食効について解説させていただきます。
1.人間の全細胞(60兆個あります!)すべてに含まれている補酵素(生体内物質)です。
2.20歳代をピークに徐々に体内のコエンザイムQ10量が減っていきます。
3.コエンザイムQ10(体内の補酵素Q10)の役割は、エネルギー(ATP)産生段階において必要不可欠な補酵素であり、エネルギー産生サイクルに寄与しています。
4.体内の補酵素Q10量が減ってくると、エネルギー産生力が低下し、疲れやすくなったり肩こりや老化現象を引き起こすといわれています。
5.コエンザイムQ10は強い抗酸化作用を持つことから、様々な体への応用が期待されています。←実はこれがミソ!
6.しかし現在、薬学的観点から、臨床での効果はいまだに「うっ血性心不全」のみの適用です(ユビキノン・ユビデカレノンとして。サプリメントのコエンザイムQ10ではない)。
7.元々体内に存在する成分のため、安全性が高いことから健康食品として服用できるようになったサプリメントです。
上記の通り、コエンザイムQ10という物質は元々体内に存在する物質で、日々の生活に必要なエネルギーを産み出す役割をしています。
自然とコエンザイムQ10は減っていってしまうので、サプリメントを飲んで元気になろう!ということですね。
また、力を引き出すという目的でメジャーリーガーのイチロー選手や元メジャーリーガーの松井選手が愛飲していたというのはあまりにも有名な話です!
ダイエットに関して言えば、筋肉内でエネルギーを産生する(脂肪を燃焼する)際に、このコエンザイムQ10を食べていればガソリンを注いだように燃焼力の増強を期待できるということになります。
美容に関してもお肌のターンオーバーの活性化につながると言われています。
コエンザイムQ10利用者の声
以前、教育の仕事をしていた経験の中で多くの薬剤師にコエンザイムQ10を試してもらいました。
その時に聞いた生の声を紹介します。
・飲み始めると尿量が多くなります。
・実感としては「むくみが取れた」というのが一番です。
・朝起きるのがスッキリしました。
・お化粧のりが変わったのはわかります。
個人差は当然あるのですが、より多くの声が聞けたものだけをピックアップしました。
コエンザイムQ10はカリスマサプリ
筆者の私見ではありますが、薬剤師として人の健康や美容について考えて、最も多くの人のニーズを満たすものは何かと言ったら「コエンザイムQ10」以外には考えられません。
アメリカでは健康維持に定番のサプリメントとなっていますが、日本では「美容」というイメージが先に立ってしまい、健康サプリのイメージが薄れてしまったのが残念な所です。
「健康維持のために何か一つだけサプリメントを飲みたい。」と言われたら、いつも「コエンザイムQ10」と答えていますので本当の話です 笑。
本来コエンザイムQ10というのは「生きるために必要な生体内補酵素」ですので、「健康維持のために」というぐらいの気持ちで飲み続けるのがベストだと思います。
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