食べて痩せるなんていう夢のような話ってゴロゴロと転がってますよね。
ホントかどうかは分かりませんが、薬の専門家として体内に及ぼす食事の作用をロジカルに解明していきたいと思っています!
今回はパスタ。
このブログの題名にも書いてあるとおり、実際に筆者が実践して激やせした「パスタ」でダイエットについて解説していきます。
一年の間夕食をパスタにしてベルトを20㎝切りましたので、それなりの効果かと思います。※それ以外にもいろいろとチャレンジしてましたが・・・
パスタは太るんじゃないの?いやいや痩せたよ。
イタリア人の肥満度10%。世界の中では太っている人の少ない国ですが、その秘密ってやっぱり食事にあると思うんです。多くの人はオリーブオイルが良いのでは!って言いますけど、私はパスタに一票です。
ネット上では「パスタは太る」とか肥満の原因的な扱いをされていますが、そんな単純なものではありませんので、その理由を解説していきましょう。
ちなみに「パスタが太る」と言われているのは、”白米よりもカロリーが高い”というたった一つの理由です。それにも勝るパスタの素晴らしさを是非知ってください!
パスタで痩せる理由
1.GI値(Glycemic Index:グリセミック インデックス)が低い
GI値というのは、小腸の中で糖質が吸収された時に血糖値が上昇する比率です。「ブドウ糖の血糖上昇率を100とした時にこの食材はいくつか」、という感じです。
では、なんで血糖値が急にあがってはいけないのかというと、「血液中の糖質は活動のエネルギー源です。しかし、血液中に必要のない糖質が存在するとインシュリンが出現し、体に取り込んでしまう」からです。
ようするに、一気に血液中の糖質が増えてしまうと余分な糖質は脂肪に変換されて体に蓄積してしまうということ。
だから、糖質が徐々に吸収される食べ物であれば体に蓄積されないという原理です。
このGI値、炭水化物(主食)で比較するとこんな感じです。
パン>白米>うどん>らーめん>そうめん>パスタ>そば>玄米・発芽玄米>全粒粉パン
なんでスポーツ選手が試合前にうどんを食べるのかっていうと、「GI値が高い=すぐに糖質を吸収する」からですね!
2.主食と一緒に食べるものの効果
パスタのお共に「サラダ」!
これには反対する人はいないでしょうw。
このサラダを前菜で食すことにより、相乗効果が生まれます。
1.食物繊維を摂取することにより、GI値の更なる低下を促す。そして、食物繊維が脂質の吸収を抑制する。
2.冷たい生野菜を食べることで、胃内の蠕動運動(消化するための自律運動)が抑制→食欲抑制につながる。
これがパスタの最大の味方になります!
大切なことは「パスタの前に食べる」ことです。
3.パスタの調味料
オリーブオイルやニンニクなど、ダイエットでも有名な食材を使って料理されるパスタ。カロリーが高いからと言って太るわけじゃありません!
オリーブオイルは、カロリー高いくせに脂肪燃焼効率をあげたり、脂肪の吸収を抑えたりと「単品でもダイエットができる」ほどの優れものです。
しかも、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉のコレステロールを減らしてくれますので、健康にも良いというおまけつき!
ニンニクは糖質をエネルギーに変換するときに必要な栄養素「ビタミンB1」の吸収を促進し、結果的には脂肪燃焼につながるという優れもの、ということです。
4.おかずを考えなくていい → 継続できる!
色んな具材が入って色んな味のあるパスタなので、おかずなんていりません。「今日のおかずは何にしよう?」なんて考える無駄な時間はいりません!
低カロリーのおかずをずっと作り続けることが出来る人は、現在、ダイエットなんて必要ないですよねw。
発芽玄米やら全粒粉パンやらを食べても、結局おかずで高カロリーになってませんか?
こうしてKomachi(♂)は1年間、晩御飯はコンビニのパスタ&サラダで過ごしてました。
元々パスタ大好き人間ですので、全然苦になりませんでしたよ。
結果的に痩せたんですから、パスタが太るなんてこと全く信じてませんwww。
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